コラム

就労継続支援 A・B 型の現場では、作業内容や利用者の特性が多様で、 「個別支援計画をどう書けばいいか迷う…」 「毎回似たような表現になってしまう…」 という声がよく聞かれます。 児発ねっとでは以前、児童向けの“個別支援計画の書き方と記入例”を取り上げましたが、 働く力・社会性・生活リズム・作業スキル など、 ま...

計画書が“書類”で終わっていませんか？ 現場では「モニタリングのために作る」「更新時期だから急いで書く」など、 目的が“作成”で止まってしまっているケースが少なくありません。 でも本来の個別支援計画は、「その人の働く力を見える化し、支援をチームで共有するためのツール」。 就労継続支援A・B型で　“スラスラ書け...

このコラムでは、前回に続き「個別支援計画」の記入例（後半20選）をご紹介します。 今回のテーマは、認知・学習面、運動・感覚統合、生活習慣、創作活動、地域・外出支援など、より応用的な支援領域です。 日々の記録やモニタリングの参考にもぜひご活用ください。 6.  認知・学習面 ① 数・量の理解 目標  ...

個別支援計画を書くとき、こんな悩みはありませんか？ 今回は、現場でそのまま使える記入例集（前半）として、 放課後等デイサービス・児童発達支援でよく使われる5つの支援領域に分けて、 それぞれ4つずつ、合計20の実例を紹介します。 新人職員の参考にも、チームでの振り返りにも役立つ内容です。 1.  コミュニ...

「個別支援計画、なかなかスラスラ書けない…」 「毎回同じような表現になってしまう」 「とりあえず書いたけど、支援にはあまり活かせていない気がする…」 そんな声をよく耳にします。 個別支援計画は“提出用の書類”ではなく、日々の支援を見える形にするための道しるべ。 でも、書くことに苦手意識を持つ職員さんが多いの...

秋から冬にかけて、放課後等デイサービスや児童発達支援の現場では、運動会・発表会・ハロウィン・クリスマス会など、行事の多い季節が続きます。 子どもたちが楽しみにしている一方で、支援者にとっては安全確保やトラブル防止の視点が欠かせない時期でもあります。 「行事を通して成長を促したい」「でもケガやトラブルは...

児童発達支援は、発達の遅れや特性を持つ未就学児が利用する通所支援です。 日常生活の基礎や社会性を育むことが大きな目的であり、同じ福祉サービスでも小学生以上を対象とする放課後等デイサービス（放デイ）とは重点や活動内容が異なります。 「どんな活動を取り入れればいいのか」「放デイとはどう違うのか」と悩む職員...

 放課後等デイサービスや児童発達支援では、毎日の活動に「季節感」を取り入れることで、子どもたちの体験がぐっと豊かになります。 特に秋は、自然・行事・文化に触れる機会が多く、活動の幅が広がる季節です。 一方で「活動ネタがマンネリ化してしまう」「発達特性のある子に合う活動が見つからない」と悩む職員さん...

なぜ支援記録が大切なのか？ 放課後等デイサービスや児童発達支援では、子どもと向き合う支援と同じくらい大切なのが「支援記録」です。 こうした役割を担う記録ですが、「時間がかかる」「人によって内容に差がある」という悩みを持つ事業所は少なくありません。 そこで今回は、“5分で書ける支援記録”の仕組みづくりをテ...

 夏休み明けから秋にかけて、「学校に行きたくない」と感じる子どもが増えることをご存じでしょうか？ 文部科学省の統計でも、不登校は2学期以降に増加する傾向が見られます。 朝晩の気温差、生活リズムの乱れ、運動会や発表会など行事による緊張、友達関係の変化…。 秋は、心と体に負担がかかりやすい季節です。 特に...